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土玩具に込められた人々の祈りや願い。「招福開運」の展示室では七福神・招き猫など、豊作、大漁、商売繁盛を願うもの。「安産・成長」では縁結び、家内安
全、夫婦円満、出世祈願など、様々です。 |
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んなおはなしがあります・・・・・・・ |
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| 「昔、おくに(おまき)という女の子がお城のお姫様につか
えていました。とてもかしこい子どもでした。 ある時お姫様が熱病ににかかり、どうしても治りませんでした。
おくには、お姫様の身代わりとなるため、お姫様の熱病を身にうつしつけて、海に流され、島へと一人かなしく送られていきました。
そしてとうとうその島で死んでしまいました。 人々は彼女を"奉公さん"と言ってほめたたえ、彼女の人形を作りました。
それ以来、子どもが熱病為にかかると“ほうこさん”を買って子どもに抱かせ、それを海に流すと不思議に子どもの熱病が全快するということです。」
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ほうこさん(香川県・高松張り子) |
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| | 高松張り子の「ほうこさん」という人形にまつわるおはなしです。この「ほうこさ
ん」にはいまひとつエピソードがあります。初代館長が、四国の古道具屋で「ほうこさん」の大きいのを見つけ、ぜひ分けてほしいと頼んだところ、即座に「う
ちの看板娘だから」と断られたそうです。それでもあきらめきれずに
3回くらい通ったところ、店主さんもとうとう根負けして「それじゃ嫁入りさせましょう。嫁入り道具も付けましょう。」と言っていただいたようです。自分の
娘のようにかわいがっていた「ほうこさん」を嫁に出してくれた気持ちに初代館長も感動して、玩具を通じての人と人とのつながりを一層強く感じたようです。
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| も
うひと⊃、玩具博物館に入るとエ
ントランスホール正面に“まんじゅうくい”人形があります。 |
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| むかしむかし、ある所に、それはそれは親孝行な童がおったとさ。
その評判を聞きつけた村人が、こうたずねたそうな。 「これこれ童さん。そなたはお父さんとお母さんと、どちらが好きかな?」
それを聞いた童、ちょっと考えていたが、やがて、手に持っていたまんじゅうをふたつにわってみせたんじゃと。
わけのわからない村人は、きょとんとした顔で聞いたそうな。 「それはどういう意味かいな、童さん。」 童はこう、こたえたそうな。
「おじさん、このふたつにわったまんじゅうの、どちらがおいしいと思いますか?」
「これは、したり。どちちが好きか、聞いたわしがわるかった。」 村人はしきりに感心して、帰っていったそうな。
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まんじゅうくい (京都・伏見の土人形)
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| | 郷土玩具に託された意味。時代がかわっても変わらない何かを伝えてくれます。
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