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◆看板 |
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看板は、商店の標示として最も一般的なもので、日本だけでなく世界各国で発達してきた。日本では、9世紀の『令義解(りょうのぎげ)』に「市の各見世が標識を出すよう定められた」とある(高橋直人『世界大百科事典』平凡社)。また、16世紀になると『洛中洛外図屏風』などに、軒を連ねた店にシンボルマークを描いた暖簾や看板がみられるようになる。江戸時代には、それが大型化し、商品を象ったものも出て、軒先に掛ける下げ看板となる。 |
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足袋の型紙を模した看板は江戸時代の図絵にも見られ、「おたふく」の下駄の看板は、明治のモース・コレクションで知られている。また、明治には、福助足袋の「福助人形」のようなトレードマークが登場し、大正になると、木製に代わる鉄板ホーロー製も出てくる。昭和になると、下駄や草履、靴をそのまま大型にした置き看板が人目をひくようになる。そして、その後は、ロゴマークなどを入れたデザイン性豊かなものが多くなっていく。 |
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足袋の下げ看板(高知県採集・複製) |
下駄の置き看板(明治・愛媛県採集) |
ホーロー製下げ看板(大正7年以降)上の板型は福助(株)所蔵 |
革靴の置き看板(昭和初期・静岡県採集。長64センチ) |