日  本
ー高さをもとめてー
中  国
ー小さい足の誇りー


日本でも、18世紀中頃、江戸の町人文化のもとで、高さをもとめて足もとのファッション化がはじまった。高い下駄は存在を強調するにも適して花魁の道中下駄や舞妓のオコボ(ぽっくり下駄)に伝わった。
中国では、古代からという、極端なまでに足を小さくする「てん足」の習慣がみられた。漢族の富裕階級に伝えられたてん足は、良縁の条件でもあり、自ら刺繍をして作った美しい鞋(靴)で飾られた。
●このコーナーの展示点数
日本のはきもの〜7点
中国のはきもの〜25点、てん足用は24点

★満州族の清朝はてん足を禁じたが、19世紀かえって広い階層にひろまったという。1902年、浙江省で16歳の花嫁が作った鞋は長さが14.7センチである。
  





京都島原、太夫(おいらん)の道中下駄。高さ18.7センチ
陝西省西安、シルク地に刺繍。長さ11.5センチ
1854年頃のもの、
長さ12.8センチ
19世紀、清朝皇族の女性のもの、長さ23.4センチ

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