各地の牛玩具

  牛玩具の形態の特徴は、立ち牛、寝牛に俵や千両箱を背負わせたものや、天神や童子、福神と組合せたものがみられる。その他、闘牛が盛んに地域では闘牛を模した玩具も作られている。

北海道・東北地方

久ノ浜張り子 俵牛
(福島県いわき市)
高11.2cm


牛玩具の多い東北地方の中でも大型の作品である。牛の表情や色合いも優しく、穏やかな雰囲気がある。

関東地方

牛嶋神社の牛守り
(東京都墨田区)
高10cm


丑年の正月に神社から授与されている。吉事を願って祀り、吉事がある毎に手作りの座布団を重ねていく。

中部地方

木牛
(新潟県小千谷市)
横34cm

牛の角突き(闘牛)を模した玩具で、身の回りにある木材を用いて作られた。子どもたちはこれをぶつけ合って闘牛遊びをしたという。

近畿地方

北野天満宮の牛車
(京都府京都市)
高7.3cm
参詣土産として作られたもので、その他、牛の立絵馬や堂内牛など数種の木製玩具がみられた。

中国地方

三原だるま 杭牛とだるま
(広島県三原市)
高13.7cm


三原市久井町の杭の牛市にちなみ、牛と三原だるまを組み合わせたものである。

四国地方

土佐土人形 飾り牛
(高知県高知市)
高24.5cm


額に宝珠を配し、鮮やかな彩色で華やかな飾り牛を表現している。
九州・沖縄地方

杵島山一刀彫り 魔除け牛
(佐賀県武雄市)
高6cm

木肌を活かし、赤と黒色を基調に彩色された非常ににシンプルな玩具である。

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