展 示 室
 
東北地方
(堤土人形など9点を展 示)

高 清水のオヒナナガシ
          (福島県三島町)

高清水地区では、三月節供に家族の女性の分だけ紙雛を作る。既婚者は丸髷、 娘は島田、子どもはおかっぱと髪型を変え、包装紙や千代紙の着物を着せる。紙雛は3月3日まで雛段に飾り、女性の幸せや長寿、針仕事の上達などを願う。4 日に集落の男の子たちが家々の紙雛を集めて回り、近くの只見川へ流す。


関東地方
(芝原土人形など7点を 展示)

乙 父のオヒナガユ(群馬県上野村)
上野村乙父地区では、「オヒナガユ」が、一月遅れの雛節供としておこ なわれる。子どもたちは神流川の河原に集まり、シロと呼ぶ円形の石垣を積み上げ、シロの奥にお雛様を飾る。そして、お粥などを煮炊きしてお雛様に供え、一 日楽しく遊んで過ごす。

中部地方
(高山土人形など13点 を展示)

上 赤谷の節供礼(新潟県新発田市)
上赤谷では、大正末頃まで新婚夫婦が実家へ挨拶にいく節供礼という行 事が行われた。この時一対の紙雛を作り、菱餅などの土産物と一緒に持参し、神棚へ飾った。一、二泊して帰る時には嫁入りなら女雛、婿入りなら男雛を持ち帰 り、翌朝、婚家、実家それぞれで健康などを願って、加治川へ流した。

近畿地方
(伏見土人形など15点 を展示)

四国地方
(土佐土人形など2 点を展示)

中国地方
(常石張り子など12点 を展示)

三 次の雛飾り(広島県三次市)
三次市では、旧暦の3月3日に土人形を飾り、男女とも祝う風習がある。男児 には天神や武者物、女児には娘物の人形が贈られ、昔から家にある人形と一緒に飾る。

九州地方
(津 屋崎土人形など8点を展示)

柳 川のさげもん(福岡県柳川市)
女児が誕生すると、初節供に間に合うように、母親 や祖母、親戚、知人が、子どもの無事成長や幸せを願い、さげもんを縫い上げる。柳川まりを中心に、縁起の良い鶴や亀、鯛、宝袋、三番 叟、這い形などを49個つり下げたものを対で飾る。


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