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道具として履く
博物館のメインテーマ「田下駄から宇宙靴まで」は、古代から現代までの歴史を含むとともに、はきものには機能性が託されていることを示すものでもある。加工が容易で、大型になっても比較的軽いことから、日本だけでなく、世界にも仕事の道具として工夫されたものをみることができる。
壁面右は日本の田下駄であるが、左はアメリカのスノーシューである。日本語にすると「雪靴」ではなく「かんじき」となる。積雪時の歩行には欠くべからざるものだった。かんじきはスノーシューの半分以下の長さである。狭い山国日本と大平原を有する北アメリカの自然の違いも示すのだろう。スノーシューの下部の細い突起状のものは、これによって方向を定める役目をするという。その他、シリアのオリーブ石鹸作り、オランダの泥炭地の歩行、などと用途様々である。
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