こぼれ話−その1−
「日本といえば下駄」と定まっているようです。木靴があったの?と思われるでしょうね。 これは奈良の都平城京跡で出土したもの(複製)です。近畿地方を中心に奈良時代頃の遺跡から出土しています。中国から伝わったのでしょうか、文字にすると「木履」となります。歯があった痕跡もあって、韓国のナマクシンと比べてしまいます。 「くつ」の文字は、平安時代中頃、いわゆる国風文化にかわるなかで、「履」から「沓」になります。錦をはった挿鞋も、この頃、「革に錦」から「木に錦」となったのではないでしょうか。