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「木のぬくもり」という言葉があるように、その肌触りは懐かしさをよぶ。それは、古い時代から長く、人が暮らしの道具に利用してきた証でもあろう。この展示では、その「木」を通して、世界の「はきもの」をみていきたい。 現在のように世界のはきものが画一化する以前は、開放性のサンダル型は南方農耕地帯に、閉塞性の靴型は北方狩猟地帯に分布していた。その中でみれば、日本の下駄もサンダルである。とはいえ、同じ東アジア農耕地帯にありながら、靴型に属する韓国・中国のような例もある。はきものを含めて生活文化は相互に響きあいながら、それぞれの地域の気候や産業構造の変化をふまえて育まれてきている。 上:会津の桐林(桐の博物館提供)。下:川辺の柳。ともにはきものの主要な材である。 |
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