古代の系譜を伝える沓
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『隋書』倭国伝は、7世紀初頭の日本を「漆を塗って紐で結ぶ履(くつ)があるが、多くははだしである」と伝えている。しかし、古墳の副葬品に藤ノ木古墳(6世紀後半)などで出土した金銅製履があるように、重要性をもつようになっていたのは確かである。 正倉院宝物や大宝律令・養老律令の編目にある衣服令にみられる8世紀頃の沓の姿は、多く皇室関係の儀式に伝えられる。 衣服令(いふくりょう)については、注釈書『令義解』や『令集解』に詳しい。 |